七宝
エポキシ樹脂に色を調合し混ぜ合せ、
注射器等を使って金属のフレームに色をのせていく装飾法。
ガラスのような艶と輝きによって、独特な高級感が生まれる。
一本一本がすべて職人の手作業で行われるため手間と熟練の技術を要する。
エポキシ樹脂に色を調合し混ぜ合せ、 注射器等を使って金属のフレームに色をのせていく装飾法。 ガラスのような艶と輝きによって、独特な高級感が生まれる。 一本一本がすべて職人の手作業で行われるため手間と熟練の技術を要する。
エポキシ樹脂に色を調合し混ぜ合せ、
注射器等を使って金属のフレームに色をのせていく装飾法。
ガラスのような艶と輝きによって、独特な高級感が生まれる。
一本一本がすべて職人の手作業で行われるため手間と熟練の技術を要する。
エポキシ樹脂に色を調合し混ぜ合せ、 注射器等を使って金属のフレームに色をのせていく装飾法。 ガラスのような艶と輝きによって、独特な高級感が生まれる。 一本一本がすべて職人の手作業で行われるため手間と熟練の技術を要する。
ブランドのロゴマークやリム、テンプルを樹脂でコーティングし、加飾していく。 リム形状にもよるが一般的にメガネでは前面のみ、もしくは前面と側面の2面塗りが多いが、加藤さんはさらに強度を高めるために3面(前面、側面、裏面)にコーティングを施す。3面コーティングは樹脂が乾く前に塗る必要があるため、スピーディーに均一に塗る技術がなければ出来ない熟練の職人技だ。
「七宝は、出かける前の最後のお化粧のようなもの。簡単に剥がれてしまっては意味がない」と加藤さんは語る。
均一の厚みで塗るためには、指先の微妙な感覚が重要になる。そのため、面相筆の先を樹脂で固めたものやボールペンに竹串を刺したものなど、試行錯誤を重ねながらさまざまな太さに対応する道具も自作してきた。
均一の厚みで塗るためには、指先の微妙な感覚が重要になる。そのため、面相筆の先を樹脂で固めたものやボールペンに竹串を刺したものなど、試行錯誤を重ねながらさまざまな太さに対応する道具も自作してきた。
見て、真似て、失敗すること。その積み重ねだと思います。見て、真似て自分でやってみて、失敗して、失敗した理由を知って、またやる。その繰り返しで何度も何度もやっていくと、ある時「なるほどね」と自分で気が付くんです。それで初めて自信に繋がる。100%いい仕事ができるようになるまでにはそれなりの年月がかかりますけど、やはりそれは失敗の回数だと思います。私は生涯現役でいるつもりですけども、やりたいという人がいて、その人が真剣にやれば、私は1年もあったらある程度のことは伝えられると思います。でもやっぱり積み重ねですから、一人前になるには自分で何年もやらないといけないですね。おかげさまでね、この仕事は好きになったらものすごく楽しい仕事です。一生かけてじっくりとやれるというかね。だからまず好きになることが一番大事ですね。